平井駅南口すぐで皮膚科を診療しております。お肌の気になる事お気軽にご相談ください。

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最終更新: 2011年10月3日

皮膚の様々なトラブルに対して治療を行います。

対応できる疾患

 

ニキビ治療

ニキビはどうしてできるの?
皮膚の断面図を見ると、大きく分けて3つの層に分かれています。【表皮】【真皮】【皮下組織】
表皮は皮脂線から分泌された皮脂で皮脂膜を形成し、肌の潤いを保ちます。ニキビの原因の一つに角栓があります。これは毛穴に角質が詰まった状態で、皮脂線から分泌される皮脂の流れを妨げます。
逃げ場を失った皮脂にアクネ菌が繁殖し、角栓が炎症を起こしニキビとなります。

イボ(尋常性疣贅 / じんじょうせいゆうぜい)治療

イボはどうして出来るの?
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染でイボは出来ます。
感染の仕方は接触感染により、皮膚に微小な傷があった時、HPVは体内に入り込み、皮膚の角化細胞に感染します。主に手のひら、手の甲、指、足の裏、足の甲、足の指によく見られ、ウオノメ・タコとよく似ています。
ほっといても大丈夫?
感染したばかりで出来たてのイボは小さく、目立ちません。
しかしほっておくと増殖を続け、周囲の角化細胞に感染を広げていきます。
そうなると、小さかったイボも徐々に大きくなり、又やがて離れた場所にも飛び火して数も増えてきてしまいます。
治療法
【液体窒素での冷凍凝固処置】
長低温の液体窒素でイボを凍結させ壊死させる治療法です。
但し、この治療は1回で治癒するわけではありません。繰り返し(1~2週間に1度)根気よく治療する事が必要です。また、この治療法は痛みが伴います。
【モノクロロ酢酸外用】
モノクロル酢酸を直接イボに塗布し治療を行います。ほとんど痛みはありませんが、時として、治療後にピリピリする事があります。 小さなお子様や、痛みが我慢出来ない方に適しています。

水イボ(伝染性軟属腫)治療

伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)とは?
伝染性軟属腫ウイルス(MCV)の感染により生じます。

感染は接触感染により、皮膚に微小なキズがあったときMCVが体内に侵入して皮膚の角化細胞に感染を生じます。MCVに感染した角化細胞は膨脹し、分裂速度が速まって、軟属腫小体と呼ばれる細胞の塊(水イボの芯の部分)を形成します。これが症状としてのイボとなります。感染を生じてからイボが目に見える大きさに育つまでの潜伏期間が約1ヶ月間あります。 

症状としては、主に小児の体幹や四肢に粟粒大~数mmまでの光沢のあるイボができて、徐々に数が増えてきます。プールなどで肌の接触により感染しますので、最初は子供同士で触れ合う場所に水イボはできます。その後は患児がイボを触った手で他の場所を引っ掻くなどして、皮膚の表面で感染は拡がって行きます。



放置するとどうなる?
皮膚の表面で感染が拡がって、徐々にイボの数は増え、ひとつひとつも大きくなってきますが、やがて体にウイルスに対する免疫が成立すると自然に治癒します。通常は半年~1年で自然に治ってしまいますので(患児の95%は1年以内に自然治癒)、特に治療をしないで様子を見ても良い病気です。

しかし、免疫が成立するまでの間はイボが増加し続けますので、施設によっては患児がプールに入ることを禁止されてしまう場合があります。また、肌の弱いお子さん(特にアトピ―性皮膚炎のある子供)の場合、極端にたくさんの水イボができて難治化する場合もあります。さらに、水イボに痒みを生じ、周辺の皮膚が湿疹化することもあります。

このように様々な問題を生じる時には、必要に応じて治療を行います。

水イボが治るまでプールは禁止?
水イボは肌と肌の接触や、ウイルスの付着したタオルなどを介して感染しますが、感染力はけっして強くはありません。ましてや、プールの水で感染することは考えられません。したがって、水イボができている部位を他の児童ができるだけ触らないことや、タオルを共用しないことに注意をすれば、原則としてプールを禁止する必要はありません。ビート板が感染源として疑われるケースもありますが、患児が使用後に良く洗えば問題はありません。

しかし、まだ保育園や幼稚園、スイミングスクールなどへの啓蒙活動が十分でないために水イボのためにプールが禁止されてしまうことが現実としてあります。そのような場合にも、水イボが治癒するのを待っていると半年以上もプールに入れなくなってしまいますので、治療を受けながらプールに入ることは問題ないでしょう。

水イボの治療法
ピンセットによる軟属腫摘除(保険適用)
専用のピンセットで水イボをひとつひとつ摘み取る方法です。水イボを取ることに関しては確実な方法ですが、痛みを伴うため、小さなお子様の治療には適しません。治療前に局所麻酔薬の貼り薬を貼っておくと、治療中の痛みは和らぎます。(麻酔のシールは保険適用外になります)イボが小さすぎるとピンセットでは取れない場合もあります。

硝酸銀ペースト法(保険適用)
硝酸銀という薬品を用いて、水イボの部分を腐食して除去する方法です。薬を付けて乾かすだけですので、ほとんど痛みはありません。小さなお子様でも治療を嫌がることは少ないようです。小さなイボには効果的ですが、大きなイボの場合は繰り返し治療しないと取れません。また、一度にたくさんのイボに処置を行うとかゆみ(あるいはチクチクした痛み)を生じます。硝酸銀が周囲の皮膚に付着すると、周りが傷になってしまう事がありますので、動いてしまうお子様には安全のため治療をお断りする場合があります。治療後に色素沈着(茶色くシミのようになります)を生じる事がありますが、1~2ヶ月で自然に消えてしまいます。

その他
グルタールアルデヒドという薬品を自宅で毎日塗布する治療法(保険外)や、液体窒素による凍結療法(保険適用)、スピール膏を貼る治療法(保険適用)、抗ウイルス薬(ビダラビン)を塗る治療法(保険外)、漢方薬(ヨクイニン)の内服(保険適用)などもありますが、上の二つの方法に比較すると一般的ではありません。

上の二つを含めて、これらの治療法の多くはできてしまったイボを取る方法です。水イボは目に見える大きさになるまで約1ヶ月間の潜伏期間がありますので、体に免疫ができるまでは、治療してもしつこく出来てきます。治療の目的は、水イボが自然治癒するまでの間患児が社会生活を制限されないですむように、水イボの数を減らすことと御理解下さい。

水イボ周囲の湿疹の治療
水イボの周囲が湿疹化した場合には、保湿外用剤(プロペトなど)や非ステロイド系抗炎症剤(フェナゾールなど)を使用します。痒みが強いと、引っ掻くことで皮膚が傷つき、水イボが増え、さらに痒みも増すという悪循環を生じてしまうので、かゆみ止めの飲み薬を処方することもあります。ステロイドを含有した外用剤は、水イボが増えてしまう可能性がありますので、できるだけ使用しない方が良いでしょう。

日常生活での注意事項
感染防止
水イボの感染力は弱いのですが、家庭内では兄弟間で高率に感染を生じます。兄弟間での感染防止のためには、タオルを共用しないことや、別々に入浴するなどの注意が必要ですが、兄弟でふざけ合ったりしているのを禁止することはできませんので、完全に感染を防止することは困難です。
水イボを引っ掻いた手で他の場所を触るとイボが増えてしまいますので、患児には水イボがうつる病気であることをよく説明し、イボを触らないように指導して下さい。

スキンケア
乾燥肌のお子さんやアトピ―性皮膚炎のお子さんは水イボの感染を生じやすいので、肌が乾燥しないように保湿のスキンケアが重要です。乾燥した肌は傷など無いように見えても、皮膚のバリヤー機能が低下しています。スキンケアを疎かにすると、感染が拡大して極端に水イボがたくさんできたり、難治化してしまうことがあります。乾燥肌の部分には普段から保湿効果のあるクリームや乳液でお手入れをしましょう。
もう一つスキンケアで重要なことは、肌の清潔を保つことです。不潔な手で水イボを引っ掻いてしまうと、細菌感染を生じてイボの部分が赤く腫れてしまうことがあります。

爪白癬(爪水虫)治療

爪白癬(爪水虫)とは?
これは爪に白癬菌(水虫菌)が感染し、爪の色が白く濁ったり、爪の厚みが増して変形したり、爪がもろく崩れやすくなった状態の事です。爪の水虫は痛みや痒みを伴わない事が多く、気付かずに放置してしまってる事がよくあります。
そのまま気付かずに放置しておくと症状が悪化し、爪の変形の為痛みが現れ、更に進行すると歩行が困難になる事もあります。
また、感染した爪の中には大量の白癬菌が存在し、そこから常に菌が排出され、足の水虫を繰り返す事が多く、家族内の感染の原因になる心配もあります。
治療法
治療については白癬菌の増殖を抑制し、殺菌的効果作用のある抗真菌剤を使います。足の裏等の水虫の場合、抗真菌剤の外用薬(塗り薬)の効果が期待できますが、爪になるとそうもいきません。
爪は硬く、丈夫な構造をしているので塗り薬だと吸収が悪く、充分な効果が期待できません。そこで、抗真菌剤の内服薬(飲み薬)を用いた治療が主体となってきます。